今日、お会いした84歳という人生の大先輩の女性に、
素敵なお話を伺いました。
浜松市には女性の議員が少ないというお話にはじまり、
それどころか女性の候補者さえいないということが、
その地域にとって非常に悲しい状況だということでした。
そんな話の中で出てきたのが「婦人参政権」という言葉。
その女性は
「戦後すぐ、婦人参政権ができて、はじめて村会議員選挙があってねぇ。
そりゃあもう大変なことでね、わたしらも筍ご飯を一俵炊いたりしたねぇ。」
と、懐かしそうに当時のことを話されました。
恥ずかしいことに、私にとっては歴史の教科書的な感覚でしかなかった
「婦人参政権」ですが、誇らしそうに思い出をお話しされている様子は、
なんだかすごく素敵で、非常に感動しました。
そういえば浜松は日本で一番早く婦人参政権が行使されたという
記録があるそうです、もちろん今日のお話とは異なりますが。
明治9年、1876年8月14日に行われた浜松県の県議会議員選挙で
女性が選挙に関わったのだそうです。
そうかぁ、すごいなぁ~。
明日も元気に頑張りましょう!